ほんのはなし: 2016年1月アーカイブ

本のはなしをしましょう

|

 

太平紙業HPご覧のみなさまありがとうございます。

スマホでご覧の方見辛いですがお付き合い下さい。

 

本のはなしをしましょう・・・

 

先日19日第154回芥川賞・直木賞が発表されました。

芥川賞は滝口悠生氏『死んでいない者』と本谷有希子氏

『異類婚姻譚』直木賞は青山文平氏『つまをめとらば』が

選ばれました。

今回は前回の『火花』のようなこともなく通例通りの発表

だったように思います。

 

さて大手取次日販1月27日の調べで今売れている本は

 

<総合>

①生田絵梨花1st写真集『転調』(生田絵梨花 細居幸次郎)

②業物語(西尾 維新)

③愛知の未来のをつくる(里見 りゅうじ)

 

<文庫>

①望郷(湊 かなえ)

②わたしを離さないで(カズオ・イシグロ 土屋政雄訳)

③糸車(宇江佐 真理)

 

<コミック>

①キングダム 41巻(原 泰久)

②マギ 28巻(大高 忍)

③坂本ですが? 4巻(佐野 菜見)

 

<総合>1位の生田絵梨花1st写真集『転調』ですが人気

アイドルグループ『乃木坂46』メンバー生田絵梨花さんの

写真集だそうです。勉強不足で大変申し訳ございません。

昨年話題を独り占めした『火花』ですが今月頭くらいまでは

売上を維持していたようですが終息ぎみといったところです。

 

話題の新刊では『日本ラグビーの歴史を変えた桜の戦士

たち』(ラグビーW杯2015年日本代表31名)が発売され

ここのところのラグビー人気で注目をされているようです。

それとここ2~3日ニュースを賑わせているのは『あの日』

(小保方晴子)あの小保方さんの手記が28日本日発売と

なるそうで今朝もスポーツ紙社会面では大きい扱いでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

太平紙業HPご覧のみなさまいつもありがとうございます。

 

今年初めての本のはなしを・・・

 

昨年は芥川賞受賞作『火花』が公称248万部と話題になり出版業界だけで

なく各方面に明るい話題を提供しました。が出版科学研究所の調べによると

2015年の1年間に国内で出版されました書籍と雑誌の販売額が前年比の

5%減となり1950年の統計以来過去最大の落ち込みとなる見通しである

ことが判りました。書籍に関しては『火花』の大ヒットにより前年比1.9%減

でしたが文庫が消費税8%実施後販売不振が続きマイナス基調であります。

雑誌は前年比8.2%減となりこちらは過去最大の落ち込みとなりました。

「週刊誌の販売が大きく落ち込む等高齢層にも『雑誌離れ』の傾向が伺える。

スマホの普及で情報への接し方や時間の使い方が変わる中どう読者を取り

込むかが引き続き問われる」と出版科学研究所は分析をしております。

 

古い資料ですが文化庁が2014年に『国語に関する世論調査』というものを

実施したところ1ヶ月間に1冊も本を読まないという回答が全体の47.1%。

1~2冊読むが34.5%。3冊以上読むが17.9%。でその中で「読書量は

減っている」と考える人が65.1%との調査結果があり日本人の読書離れが

くっきりと浮き彫りとなっていると分析。日本文学の低迷を懸念する専門家も

いるとのこと。出版業界全体では又吉氏の次回作に期待する声が挙がって

おりますが忙しい方でありますからいつになるやら・・・どうなんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

2017年6月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.13

このアーカイブについて

このページには、2016年1月以降に書かれたブログ記事のうちほんのはなしカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはほんのはなし: 2015年12月です。

次のアーカイブはほんのはなし: 2016年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。