太平紙業HPご覧のみなさまいつもありがとうございます。
今年最後の本のはなしを・・・
今年の出版界は又吉直樹氏の『火花』が話題を独占し
ここずっと低迷していた出版業界・紙業界に久しぶりに
明るい話を提供して下さりました。大手出版取次日販の
12月24日の調べでは文芸書部門では上位をキープ。
公称248万部と芥川賞受賞作としては歴代1位を記録。
2015年の年間総合ではダントツの1位となりました。
また波及効果としては又吉氏が紹介する本が売れたり
中学校では朝の読書会で読まれたりしているそうです。
※『火花』(ひばな)お笑いコンビ『ピース』又吉直樹氏作。
主人公のお笑い芸人「徳永」と4歳年上の破天荒な先輩
芸人「神谷」の交流を悲喜劇を交えて描いた中編小説。
全文掲載された2015年1月発売の『文芸界』は同誌の
82年の歴史で初の増刷。2015年3月に単行本が発売。
現在までの累計発行部数は23刷248万部。電子書籍
ダウンロードは13万。2015年7月に芥川賞受賞した。
(スポーツ報知12月25日BOOKセレクトより抜粋)
太平紙業社内でも購入された方が数名いると聞きました。
日々の業務忙しい中どのくらい読まれましたでしょうか?
すみません。管理人はまだ『火花』手にしてはおりません。
ちなみに大手取次日販調べでは2015年の年間総合は
①火花(又吉直樹)
②フランス人は10着しか服を持たない(J・L・スコット)
③家族という病(下重暁子)
でした。