太平紙業HPご覧のみなさまありがとうございます。
JR東日本が新型の量産電車を生産し来年秋より
『山手線』に導入するとこの7月に発表されました。
首都圏の別路線でも順次導入予定してとのこと。
「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」の
コンセプトのもと車両前面の大きな窓や表示装置で
「人と人、人と社会を繋ぐ情報の窓」を表現しさらに
これからの高齢化や2020年の東京オリンピック・
パラリンピックに伴う観光客の増加等に対応して
居住性や安全面向上を図っているとのことです。
今回の新型車両の導入によって「中吊り広告」が
無くなる代わりに1両に13~20ヶ所液晶画面を
設置し動画や企業CMやニュースを流すそうです。
電車に乗った際に中吊り広告を必ず見ていた方も
多いと思いますが中吊り広告は即効性が高くて
新商品やキャンペーンや雑誌の発売等々最適な
車内広告で且つ重要なメディアで半世紀以上渡り
通勤電車の車内で大活躍されてきたそうです。
先日ある仕入先の方が「会社の行き帰りに電車の
中吊り広告の見出しや広告を見て雑誌を買ったり
したのだが雑誌の売上が年々減って雑誌離れが
進んでいくなか更に雑誌離れが加速していく。」
この前久々に電車に乗りましたが中吊り広告が
1車両にかなりの量あり紙の使用量は相当量に
なります。この分がそっくり無くなってしまうという
ことを想像すると車内はスッキリし乗り心地は◎。
しかし雑誌の販売数減や中吊り広告が無くなると
紙媒体がどんどん少なくなっていき紙業界として
この中吊り広告が無くなる話は喜ばしくないです。